でいりーじょぶ
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カリガートの寺
ダムダムジャンクションから地下鉄に乗り換えて宿の近くの駅で降りたら、地図が間違っててさまよってしまい、日本語が使える現地人につかまって案内してもらって宿に到着。その人は「夜は一緒に食事しましょう」と誘ってくれたが、この時点ではインドに対しての警戒心がバリバリなのでお断りしておく。つーか、普通の人はそうするわな。

で、宿に着いて部屋を案内してもらったら、これが部屋こそわりと広いけれど、ベッドはキングサイズのが1個。いや、あの、スイートなんか頼んでないから。

ということでフロントに戻って「ツイン指定で予約したんだけど」と文句を言うと、サクサクと部屋を取り替えてくれた。ついでに「俺らゲイじゃないから」と付け加えておく。おっさん2人でチェックインしたからって、スイートで気を利かせたと思ったんだったら大間違いだコノヤロー。ポーターのおじさんも苦笑いしておったよ。でも余計な手間をかけさせられたのはこっちなので、荷物を持ってもらってもチップなんかやるかボケ。

で、日が暮れそうになるあたりで街に出て、両替屋を求めてサダルストリートに向かうと、また日本語が達者な兄ちゃんに声をかけられた。英語と日本語をまぜこぜにしながら話をしたら、彼はどうも悪人ではなさそう。とりあえず10ルピーのチャイでちょっと休憩してから、彼のボスがいるというインドシルクの店に連れて行かれた。これは何か買わされるパターンじゃないの? でも今は1000バーツと200ルピーしか持っていないんだよね。

しばらく店頭でダラダラと話をしていると、この店のご主人が登場。なんでも幕張をはじめとした東京周辺に18年ほど住んでいて、船橋競馬場にも中山競馬場にも行ったことがあるという(日本人と結婚して、それで子供と一緒に遊びに行っただけだから、馬券は買ったことがないとのこと)。
ということでいろいろと話をしながら、でも警戒しつつだったが、店の奥の休憩所に呼び込まれて車座になって商売論やら何やらを語り合うことに。でも多くの場合はこうなると危険なんだよなあ。でも今回はきわめて有意義に議論を交わす1時間強となった。

その後はここに連れてきた兄ちゃん=カン兄ちゃん(21)にうまい食堂を案内してもらい、そこで「じゃ、また明日」と彼は帰っていった。明日はカリガートの寺を午前中に観に行くと言ったら、「オレもお参りに行く」と言ってきたのだ。

明けて1月30日(火)。8時半に寺で、といういいかげんな待ち合わせに遅れそうだなと思って8時前に彼のケータイに電話。8時半頃に駅に向かうと、切符を買う直前にカン兄ちゃんから電話があり、宿の前にいるとのこと。あわてて戻って合流して、カン兄ちゃんの友人を含めた4人で寺に向かった。手前右がカン兄ちゃん、左が彼の友人。ダウンジャケットを着ているあたりがさすが。ちなみにこの日の最低気温は15度くらいで最高気温は24度。
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カリガートの寺は毎日ヤギの首をいけにえにするという、ヒンズー教の寺院。となりには死期が迫った人々が集まっている施設がある。
で、寺の近くまで連れてこられて、カン兄ちゃんが寺のなかを案内をしてくれる人を紹介してくれた。ここに靴を預けて、あとは裸足で中に入れと。

英語で案内してくれるそのおじさんに誘導されて寺の敷地内へ。まずはヤギのいけにえ会場に通された。といっても今は休憩タイムらしく、その瞬間は見られなかった。かたわらでは、その辺の犬と同じくらいのサイズのヤギが2頭待機している。それでも1日40頭くらいはいけにえにするらしい。

次に本堂へ。しかしここが元日の明治神宮も真っ青という混雑ぶりで、お参りもヘッタクレもあったもんじゃない。せめて一方通行にしてくれれば多少マシになるはずなのに。しかも今朝、いきなり部屋のネットがつながらなくなったおかげで、帰りにマクドナルドでwifiを使って原稿を送ろうと思っていたからカバンのなかにはパソコンが入っている。こんな荷物を持ってお参りしているのはあっしだけだっつーの。でもなんとかご本尊様の姿は拝めたぞ。

続いて案内されたのが調理場。ここでさっきのヤギの肉が持ち込まれて、食うや食わずの人たちに施される料理が作られるとのこと。中を覗くと、薄暗いなか、ウンコ座りで調理をしているバアさんが数人いた。

続いて祭礼の場所に連れて行かれる。ここでは肉親の幸せを祈りながら、渡されたハイビスカスを並べていけと。そしてお布施をしろと言われた。おっ、ついにきたか、外国人目当てのボッタクリ登場!

と身構えつつ言っている意味が分からんというふりをしたが、どうも逃れられないっぽい。見せられた寄付金額を書くノートには、名前と国籍と金額が書いてあった。その開いてあるページのいちばん上は、ロシア人で5000ルピー。その次の段は日本人で3000ルピー。おいおい、お布施しすぎだろ!?

でもマザーテレサのおひざ元だし、ガチな気持ちで寄付したのかもしれんなあ。このお金はさっきの厨房などの運営に使われるっておじさんは言うし。

しかしそう言われても心の準備ができていないっていうか(笑)。それでもなんとか気持ちを落ち着かせて、1000ルピーをお布施することにした。だって1200ルピーしか持ってなかったんだもん。ま、それしか持ってなくてラッキーだったというべきか。

O関くんも1000ルピーを寄付。日本円だと1600円だけれど、こっちだったらそれで軽く3日分の食費がまかなえる。おそらくここからガイドのおじさんにキックバックが行くんだろうなあ。思わぬところで出費を強いられたのでちょっとしたモヤモヤ感が残ったが、無理やりでも納得しよう。最後に沐浴場に連れて行かれて見学メニューは終了。境内は撮影禁止だけれど、ここだけはOKと言われたので証拠写真を撮る。しかし足の裏がドロドロですよ。
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およそ1時間のお寺見学は、けっこう混乱したままという感じだった。ここに来るときは、ポケットのなかに余計な金を入れてこないのがポイントですな。

また4人で地下鉄に乗って、あっしだけ宿に戻って仕事の続き。おお、ネット環境が復活していてうれぴー。ということで夕方締め切りの原稿とインタビュー原稿2本を仕上げる。そして12時半頃に出発。いよいよ今回のメインイベント、コルカタ競馬場に突撃だ。
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