でいりーじょぶ
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市内観光
というわけで、南京駅をあとにして地下鉄乗り場へ。目的地の駅名は雲錦路だけど、簡体字なので……ああ、これか。運賃は3元ね。
nanjinsubway.jpg

中国標準仕様のシーメンス製の地下鉄だから、道中はとくに面白みなし。途中の駅で乗り換えて、約20分で雲錦路駅に到着。たしか2番出口の階段を上がって地上に出ると、
unjinru.jpg

南京に来たのは「南京大虐殺記念館」の見学のためでした~。当地では「南京大屠殺」と呼ぶらしい。現地の感覚としては「虐」と「屠」に意味の違いがあるわけですな。
さっそく案内に従って場内に向かうと、まずは彫刻がたくさん。いちばん最初にあるのはコレね。
museum1.jpg
みんなスマホで写真を撮りまくり。
続いてこんなのや、
museum2.jpg
こんなのが6個か7個ぐらい並んでいる。
museum3.jpg
悪魔っすか。徐々にプロパガンダの香りがしてきたぞ。

で、入場口(無料)を入ると、目の前に。
museum5.jpg
ドーン。さんじゅーまーん。

つい最近、いきなり43万に増えたという噂を聞いていたのだけど、だとするとどーすんのかしら。
ではさっそく、30万モニュメントと正対の場所に入口がある資料館に入りましょう。しかし人が続々と入ってくるなあ。日本のいわゆる博物館や記念館の類はたとえ日曜日でもガラガラが定番なのに、なんなんでしょこの人の多さは。

と、感心している場合ではなくて、現在の私の立ち位置といえば、大勢の中国人のなかにいる日本人1名。うおお、完全アウェー、超アウェー。おとなしく見学せにゃいかんわな。
資料館は階段を降りて、地下2階相当の深さの場所にある。場内は写真撮影禁止と何かで読んだのだけれど、とくにそんな表示は見当たらず、そして実際に多くの人が写真を撮りまくっている。もしかしたら、ネットでの拡散効果に目をつけた方針転換かもしれんなあ。
で、展示物のほとんどには、中国語(簡体字)、英語、日本語で説明文がついている。いちばん最初の説明、「前書き」には

「(前略)……ここに展示されている写真、資料、映像と実物はすべてゆるがぬ歴史的証拠である」

マジか(--〆)。その文言にちょっとカチンときていると、観覧者の大半が首を動かしながら数々の説明文をフムフムと読んでいるではあーりませんか。ちょっとこれはマズい状況では?
と、歴史的経緯などを含めて思案しながら進むと、途方もない量の説明文と資料に圧倒されてしまった。これをちゃんと読んだら1日かかるぞ。なので、人が多いところは適宜はしょりながら進行。すると、いわゆる「百人斬り」の新聞記事が展示されているのが目に入った。あのー、これも「すべてゆるがぬ歴史的証拠」ですか……(-_-;)。

それらを含む説明文の数々を、観覧者は真剣に読んでいる。こりゃ日本人としてはよろしくない感じがする。さらに進むと、大陸での日本兵の残虐行為についての展示物があった。しかし、ほかの場所での犠牲者が数百人とか数千人なのに、南京大屠殺だけケタが2つ多いのはなんなんでしょ。何をもって「虐殺」とするのかは議論が必要だけれど、そういった類のことがまるでなかったとは言えないと思う。当時の南京にいた元日本兵が「私がやりました」的な話をしているビデオも見た。当時、戦争という非常事態のなかでも守らなければならないモラルやルールが守られなかったことがあったんだろうことは想像できる。でもちょっと数字を盛りすぎなんでないかい?

日本におけるいろいろな戦時中の報道、戦後の報道などの資料も展示されていた。でも、その引用元にはビミョーなものも多数。たとえば朝日芸能とか。さらにこの資料館が日本の資金援助(by社会党)があって完成していることも含め、展示物にはおかしいだろと感じる部分がけっこうあった。でも、かねてから見ておきたいと思っていた施設だったし、やっぱり見に来てよかった。

駆け足でも1時間半ほどかけて資料館を見終わって、売店で絵葉書を購入。あ、いくらですか、という中国語を知らんわ。ハウマッチ? スーイェン?1枚4元?高いやんけ!
というわけで、10枚くらい買う予定を半分に減らして対処(汗)。そこから地上に上がると平和のともし火みたいなところがあったので、手を合わせて頭を垂れる。……アレレ、そんなことをしているのはオレだけやん。うーむ、その辺を含めてもビミョーだわ。でも、個人的にはもう一回行ってもいい場所だとは思う。
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